本当に何もない人のイラスト練習の始め方

これからイラストの勉強を始めるにあたって、そもそもまず何から始めたららいいのかというところから、つまり本当の入りの入りからです。

っていうと「イラストを描きたいならイラストを描けばいいだけだし、それすら分からないなら描かなくていい」と思う人もいるかもしれませんが、当サイトではそういうふうに考えられる人は読者対象としません。
あくまで、「素質はないけど絵が描きたい」という人を対象にしています。

おそらく大多数は「ためしに描いてみたけどダメだった」という人でしょう。
もしかすると「ペンが全く動かなかった」もしくは「それ以前だった」という人もいるかもしれません。

ですのでこのブログでは、他のイラスト入門サイトや教則本がサラッと流してしまうようなところに、あえて切り込んでいきます。

すでに知っている人にとっては鬱陶しいかもしれませんが、その場合は適時読み飛ばしていただければと思います。

イラストに必要なスキル

一言で描くといっても、1枚の絵の完成までには様々なスキルが必要です。

基本的には線を引いて色を塗っていけばいいだけではあるものの、その線自体を美しく引くこともスキルだし、その線が正しい人間の形になるように整えるのもスキルです。
適切な色を選択することもスキルだし、そもそもこのイラストは人の心に刺さるかを考えることもスキルです。
ですから、そのスキル1つ1つに対して、個別に練習が必要なわけです。

あくまでざっくりですが、さしあたって「プロ級の絵を描く」ためにはどのようなスキルが必要かを一覧化してみました。
絵の巧い人は、こういったことを数年くらいの時間をかけて学んでいるであろうという一覧です。

1. デッサン

→ 美しい線を引くスキル
→ 登場人物や各種アイテム・物等の形状を正しくかつ美しく描くスキル

2. デザイン

→ 「美しい」または「良い」と思わせるような形状を考えるスキル

3. 配色

→ 見る人に与える影響も考慮した、適切な色を選択するスキル
→ むらなく美しく塗るスキル

4. ディテール

→ 細かい部分も根気よく作りこむスキル
→ 錯視の影響も考慮した適切なフォルムに仕上げるスキル

5. テーマの構築

→ 人の心に刺さるテーマを考えるスキル
→ テーマから適切な要素を作り出すスキル
→ 要素を適切に配置するスキル

まぁなんせこれだけの数ありますし、極めれば1つ1つが全て職人芸です。
なので「今すぐ上手になりたい」という気持ちをとりあえず捨てましょう
きっぱりと無理です。

普通の人だと、これらを順番に練習していって、5~6年くらいでいわゆる「プロ絵師として就職できる最低ライン」を超えるのが一般的です。

なお上記の中には、一見すると「生まれつきの素質が必要で、後天的には獲得できない」かのように見えるものもあるかもしれません。

ですが問題ありません。
それは「訓練方法が思いつかない」という理由でそのような錯覚を覚えるだけで、実際には訓練方法はちゃんとあります
その話も徐々にしていきますので、お楽しみに。


通常、多くの人が本気になって最初にやる練習としては、上記の中の「1. デッサン」が一般的です。
俺個人としてもそれがおすすめです。
イラストを描くには「観察力」が欠かせず、その練習には素描(=模写)をしまくるのが一番だからです。

もちろん他のジャンルですでに得意分野だと思うものがあるのなら、そこから始めてもいいでしょう。
あくまでも「できそうなことからやる」のがポイントですが、何からやったらいいか分からないなら「とりあえず模写から」です。

とはいえ、基本的には「とにかく描きまくる」しか上手になる方法はありません。
ですので最初のうちは描きたいものを描いていればいいともいえるのかもしれません。

2 thoughts on “本当に何もない人のイラスト練習の始め方

  1. 有名な教本を買ってみても載っていないけど初心者が本当に知りたい所を丁寧に解説してくださる素晴らしいサイトですね。
    参考にさせて頂きました。

    1. コメントありがとうございます!
      そう言っていただけると嬉しいです^^

      たまに暴論だったり「なんじゃこりゃ」みたいな記事とか書いてますが、自分に必要かどうかを見極めながら読んでいただけたらと思います。
      お互い頑張って練習に励みましょう!

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